大正5年、現在のブルーガイドブックで知られる実業之日本社が『婦人世界』の読者投票で決めたのが「日本新三景」です。北海道の大沼公園、静岡県の三保松原、そして大分県中津市の耶馬渓が選出され、それぞれに日本新三景碑を建立しています。耶馬渓では火山活動で誕生した台地が侵食されて誕生した奇岩の連なる絶景を楽しめます。大分県を代表する景勝地として古くから人気を博しています。
耶馬渓のエリアは広く、本耶馬渓、裏耶馬渓、深耶馬渓(しんやばけい)、奥耶馬渓に分かれています。特に秋になると紅葉が美しいことから多くの観光客の方がカメラを持ってお越しになります。中でも耶馬溪ダム記念公園「溪石園」では、100種3万1000本以上の樹木に池、岩、滝などが見事な調和を見せる公園をライトアップするイベントがあり、毎年秋になるとライトアップされた紅葉がとても美しく映えます。
運動が好きな方にはサイクリングもオススメです。耶馬溪鉄道廃線跡を利用した「メイプル耶馬サイクリングロード」は、JR中津駅から山国へと続く自転車道で、多くの景勝地を巡りながらサイクリングを楽しめます。
名称 | 耶馬渓 |
住所 | 大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬 (深耶馬渓駐車場の住所となります) |
公式HP | https://yabakei-yuran.jp/ |
道の駅いんないからの距離 | 20.4km 車で約26分 |